クレジットカードのキャッシングやショッピングの利用額を払えないときには、任意整理によって毎月の返済の負担を軽減することができます。
クレジットカードを利用する際には、支払方法を一括払いとされる方も多いかと思います。利用額が増えていくにつれ、翌月の一括払いの返済ができなくなった場合、任意整理で長期分割の和解をすることにより、毎月の返済額の負担をおさえることができます。一括払いの返済額が膨れ上がってしまった場合、任意整理は有効な解決策になります。
また、クレジットカードのキャッシングやショッピングのリボ払いも任意整理の対象になります。
クレジットカードの利用者は、翌月に一括払いの支払方法を選択している方も多く、毎月の返済額が10万円を超えるような大きな金額になることがあります。
任意整理をすることで、3年から5年間の分割払いで交渉を成立させるため、返済のゴールが明確になり、いつ払い終わるのかを確実に見通すことができます。
また、一般的にクレジット会社は5年の分割払に応じるため、任意整理によって解決できるケースが多いです。
手続きが簡単であり、費用も安い
司法書士や弁護士が貸金業者と直接交渉して手続を進めるため、自己破産や個人再生と比べて手続が簡単であり、官報に載ることもありません。司法書士や弁護士の費用も他の債務整理手続より低いことの方が多いです。
任意整理をするとクレジットカードの利用はできなくなるため、これまで携帯電話料金や保険料、公共料金などの毎月の支払いをクレジットカードで支払っていた場合は、支払方法を変更する必要があります。携帯電話会社や保険会社等に直接連絡をして、支払方法の変更をします。
クレジットカードに付帯するETCカードを利用している場合、任意整理によってETCカードカードも使用できなくなります。
任意整理をするときはカードの支払をストップする必要ああります。クレジットカードの利用額の支払いを口座振替で支払っている場合、債務整理開始通知(受任通知)を送っても、銀行の処理が間に合わずにしばらくの間は引き落としが止まりません。そのため、口座残高をゼロにして、引落しがされないようにする必要があります。
クレジットカードのショッピングローンについても任意整理をすることは可能です。しかし、購入した商品によっては引揚げの対象となります。
自動車のように高額で容易に換価できるものは引揚げの対象になります。また、指輪などの貴金属も多くの場合は引揚げの対象となります。また、高額な家電も過去には引揚げの対象になったことがありました。
しかし、任意整理をすることで信用情報機関に登録され、いわゆるブラックになってしまいます。クレジット会社は信用情報を確認することができ、遅くてもカードの更新時には除外したクレジット会社にも任意整理をしたことが知られてしまいます。その結果、クレジットカードの利用を停止されてしまうため、一定期間しか利用することができず、いずれは使えなくなってしまうことがほとんです。
クレジットカードの任意整理について、解説させていただきました。任意整理の相談は、消費者金融や銀行カードローンのほか、クレジットカードについても相談を受けることが非常に多いです。
当事務所では、これまで6000人以上の方の債務整理・借金問題を解決してきました。ご相談の際に、債権者名や取引期間、借入額やこれまでの取引状況などをご説明いただければ、任意整理をすることによって、今後の返済額をいくらまで減額できるかなど、返済計画の見通しを具体的にご提案することができます。
借金のことで悩んでいる方、任意整理を相談したいと考えている方は、遠慮なく当事務所にご相談ください。相談は無料となっておりますので、相談ダイヤル(0120-913-317)にお電話いただくか、下記相談・お問い合わせフォーム(24時間受付中)からお問い合わせください。
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