スタッフ日記

相続教室(家族信託編)開催のご報告

  2018/12/18    相続・遺言

こんにちは。粒来です。

 

ペイペイの2割引キャンペーンの直前に新型iPadを購入したと思われる及川が,買い時に一片の悔いを残していやしないかと,気が気ではありません。

(私は私で何を買おうか考えているうちにキャンペーンが終了してしまい,悔いが残った。)

 

さて,去る12月18日(土),札幌市中央区の「かでる2・7」で,当事務所恒例の相続教室を開催しました。

今回も,最新の相続対策の手法である「家族信託」を中心に,事前の相続対策の重要性と,既存の各制度の弱点などについてご案内させていただきました。

 

今回は新しい試みとして,講師ひとりが前に立ってただ話を聞いてもらうのではなく,講師を含めた参加者全員が車座になり,講師の髙井・粒来と司会の及川の掛け合いを交えて進行するという,パネルディスカッションのような形でやってみました。

 

↑こんな感じでした。

参加者をあてて血祭り発言させるような外道なことはしませんでしたので,次回の参加をご検討いただいている方はご安心ください。

 

工夫の甲斐あってか,ご参加いただいた方から熱心なご質問をいただくこともでき,企画側としても,とても楽しく進行させていただくことができました。

年の瀬のご多忙のところ,またお足下の悪いなかご参加いただきました皆様には,この場を借りて厚く御礼を申し上げます。

 

次回開催は4月13日(土)の予定です。

今回は都合が悪く参加できなかったという方も,ぜひ,お楽しみにお待ちください。

 

民法最終奥義 「遺留分減殺請求権」

  2018/12/14    ブログ

 

 

最近,新型iPad Pro 12.9インチとApple Pencilを購入した及川です。

 

現行民法は,1条から1044条までの条文がありまして,「総則」,「物権」,「債権」,「親族」及び「相続」の5編からなり,第5編「相続」の最終章に「遺留分」が定められております。遺留分減殺請求権もここに規定されております(1031条)。

 

私は,受験生時代,遺留分減殺請求権を勉強していた時,北斗の拳のケンシロウがやたら世紀末な遺産に対して「お前はもう,減っている(形成権)。」と宣言しているシーンがみえてしまいましたが(もちろんBGM付で),これは受験生の2人に1人の割合でみえるとされていますので別に気にしていません。

 

さて,そんな遺留分減殺請求権が今般,法改正により卒業することになりました。

代わりに新メンバーとして,2019年7月1日から遺留分侵害額請求権が加わります。

 

これにより遺留分がお金で解決し易くなります。

 

被相続人 リュウケン(父)

相続人 ラオウ(子)

相続人 ケンシロウ(子)

 

例えば上記の例で,ラオウがリュウケンから,黒王号という馬の生前贈与を受けていたとして,これがケンシロウの遺留分を侵害していたとします。

この場合,ケンシロウが遺留分減殺請求権を放つと,なんと黒王号がラオウとケンシロウの共有となってしまっていました。

これではラオウの生涯に一片の悔いが残ってしまいます。

 

一方,改正後の遺留分侵害額請求権では共有とはならず,侵害額について金銭の請求をすることが出来るようになります。

従前から遺留分侵害に対しては,結局,金銭的な解決が図られることが多いと思いますので,法律関係がシンプルになった印象です。

 

 

「人は感情でモノを買い,それを理屈で正当化する」という格言がありますが,今はiPadの購入を頑張って正当化しているところです。

 

本当に良い買い物をしました。いや,本当に。