こんにちは。粒来です。
当ブログに何回か登場してもらっている2歳の息子。
相変わらず動物と昆虫が大好きなのですが,先日突然,「お馬さんに乗りたい!」と言い出しました。
私自身は子ども時代,特に動物が好きなわけでもなかったので,乗馬といっても日高に旅行に行った時の思い出があるくらいで,ほかに乗馬体験ができる場所に心当たりはありません。まさか日高まで行かなきゃならないなんてことはないだろうなと思いつつ,札幌近郊で,2歳児でも乗馬体験ができる場所を探してみました。
そうしたところ,楽して評価を上げたい父の思いが天に通じたのか,自宅から車で30分弱のところにある江別市の「アースドリーム角山牧場」で乗馬ができるらしいと分かり,さっそく家族で出かけてきました。
同所はいわゆる観光牧場で,いろいろな動物と触れ合ったり,エサをあげられるようになっています。乗馬体験のできる馬も,小さいポニーから巨大なドサンコまで,何頭もいました。
餌付けしようとしたドサンコにうなり声を浴びせられ,「お馬さん,ちょっと怖い。帰る。」といったんは怖気づいていた息子も,なんとか気持ちを立て直し,一番小さなポニーに乗ることにしました。
ポニーとはいえ,本当にひとりで馬に乗れるのか私は正直半信半疑だったのですが,予想に反して息子は乗馬中ずっとニコニコと余裕の表情で,その勇ましい姿に父はちょっと感動しました。
息子は牧場から帰ってきてからもはしゃいでいて,連れて行ってよかったと思いました。
ただひとつ気になったのが,息子が妻や私に「すごく大きい馬に乗った!」と自慢してくること。たぶん息子の中ではポニーではなく,ローン・レンジャーのように,さっそうと大きくて立派な馬に乗ったことになっているんだと思います。
思い出というのはこういうふうに美化されていくのかと思いました。