スタッフ日記

2015年1月30日 旧ブログ掲載記事


労働事件に取り組むきっかけ


こんばんは、髙井です。

私が労働事件に取り組むきっかけについて書きたいと思います。

 

私が司法書士の登録をしたのは、平成21年4月です。

同年9月には簡裁代理権を取得し、債務整理を中心業務として行っていました。

当時は、改正出資法が施工される前でしたので、

多重債務に苦しむ方がたくさんいて、

毎日のように債務整理の相談を受けていました。

 

そんな中、生活再建に向けて、本人・家族と協力し、破産手続きを行い、

面積許可の決定をもらったのに、

その後、会社を解雇された方がいらっしゃいました。

また、生活に困窮し、やむなくヤミ金から借り入れてしまい、

ヤミ金から会社に取立の電話がかかってきたことが原因で

解雇された方もいらっしゃいました。

その他、退職を強く迫られて今後の生活に悩みを抱えている方、

会社の一方的な理由で給料が支払われなくなった方、

週20時間以上も残業しているのに一切の割増賃金が支払われていない方など、

債務整理事件に取り組む中で、

労働問題に悩む依頼者がたくさんいらっしゃいました。

 

借金をするきっかけが、会社の倒産、あるいは会社から解雇された、

給料が支払われなくなったという方は、相談者の中にいて、

債務整理事件を処理するうえで、債務の整理だけではなく、

労働問題も含めて解決を図らなければ、

依頼者の本当の意味での解決にならないと思うようになりました。

また、労働問題を抱えている方は、会社から一方的に解雇されたり、

働いた分の給料が正当な理由もなく支払われなかったりなど、

一生懸命働いたのに自分自身の労働の成果が認められず、

相談を受けていて、その悔しい思いが私にも伝わってきました。

そこで、債務を整理して再出発を図っていくためにも、

借金のきっかけになった不当解雇など、

本人自身でも気持ちの整理ができていない部分について、

少しでも手助けができたら、今後の生活再建に役立つのではと思い、

労働事件にも積極的に取り組むようになりました。

 

今後も、相談者の問題解決のために、労働法の勉強をし、

働問題に積極的に取り組んでいきたいと思います。